加工食品やサプリメントは手軽に栄養が取れるものの、そればかりでは栄養が偏り、多品目の食材を食べることができない。
外食もお金がかかるため、栄養バランスが整った食生活を送るためには、自宅で調理を行うことが有効な方法となる。
調理をしない人には、野菜が不足しやすい共通点がある。
野菜不足になると、便秘や肌荒れを引き起こし、コンディションも悪くなる。
野菜にはビタミン・ミネラル以外にも多種多様な機能成分(フィトケミカル)が含まれ、これらの成分は加工食品やサプリメントでは十分に摂れない。
フィトケミカルは、植物が自然界の有害物質から身を守るために作りだしたとされる成分であり、強力な抗酸化作用をもつカロテンやポリフェノールがその代表例。
フィトケミカルの摂取が生活習慣病やがんの発症リスクを下げていることは、多くの研究で報告されている。
加齢に負けず筋トレに耐えるコンディションを維持するには、野菜をしっかり食べることも不可欠な要素といえる。
調理といっても時間や手間がかかるものばかりではない。
工夫をすれば鍋も包丁も使わずに多品目を取り入れた高タンパクレシピを作ることができる。
食材や味付けを工夫しながら調理することを楽しもう。
おすすめの野菜は、赤パプリカやブロッコリー、あとはきのこ類。
これらは比較的いろんな調理にも使いやすく栄養価も高い。
肉炒めや、魚のホイル焼き、サラダ、組み合わせは自由。
時短+高タンパクメニュー
・鶏むね肉のレンジ酒蒸し(パサつきがちな鶏むね肉がレンジでしっとり)
・ささみの鶏ハム(ささみでかんたんに作れるヘルシーハム)
・マグロばくだん風(マグロの赤身とお好きなお刺身を使った手間いらずの海鮮丼)
・ツナ入りコールスロー(オイルフリーのツナ缶でヘルシーかつサラダでビタミンを)
・豆腐のぐだくさん納豆がけ(ヘルシーな大豆食品のコンビに、ミネラル豊富な乾燥桜えびやなめたけ、海苔の佃煮をプラス)