食事のバランスは、食材だけでなく調理法も偏らないことが大切。
調理法によって失われる栄養素がたくさんあることをご存知でしょうか。
例えば、青魚に含まれるDHA・・EPAは酸化しやすい性質があり、加熱すると劣化しやすくなる。
サバの缶詰など、缶詰類は、空気を抜いた状態で加熱処理されているためそのまま食べると栄養が取れるのでおすすめ。
一方BカロテンやビタミンA、ビタミンEなどの脂溶性ビタミンは油と一緒に摂ると吸収効率が高まる。
脂質は茹でることで油分が茹で汁に流れ出るため、摂取量を減らすことができる。
こういった栄養素の特徴を考えながら調理法を使い分けていくと今まで失われていたえいよう栄養も取れるようになる。
また、調理法を変えることによっていろいろな味覚が堪能できる。
2.加熱に強い栄養素
タンパク質、糖質は加熱調理しても栄養損失が少ない栄養素。
ビタミンや食物繊維は水に溶けない不溶性(脂溶性)のタイプが加熱調理に強い。
ミネラルには熱に弱い種類もある。
・タンパク質・糖質・脂溶性ビタミン・ミネラル・不溶性食物繊維