筋トレ中のアミノ酸摂取にも、血中アミノ酸濃度の低下を抑え、筋肉の分解を抑制する目的がある。
1時間程度のトレーニングなら筋トレ前の食事だけで問題なし。
2時間以上行う場合は、消化吸収の速いアミノ酸サプリメントの摂取が有効。
特に必須アミノ酸の中でも、筋肉のエネルギー源として激しく消費されるBCAAを摂ると良い。
BCAAをは肝臓を素通りして筋肉で代謝されるため、摂取しても代謝活動を行っている肝臓に過度な負荷は与えない。
また、BCAAの摂取により筋肉の分解を抑えた状態で筋トレを終えることができれば、終了直後のタンパク質摂取によって、合成反応がより高まりやすい効果も期待できる。
ボディビルダーの中にはBCAAを20〜30分ごとに補給しながらトレーニングする選手もいる。
筋トレ中にBCAAではなくタンパク質を摂ると、消化のために胃腸へ血流が集まり、筋トレによるホルモン分泌などが低下するリスクもある。