ヘルシーなイメージがあり、ダイエットにもいいと思われがちな、にんじん、じゃがいも、かぼちゃなどの煮物。
でも実は糖質が結構多いのです。
まず根菜類はもともと糖質の含有料が多い絵に、加熱することにより酵素が死んでしまうので、糖質以外に栄養価はほとんど期待できません。
そのうえ、一般的に日本の煮物は、味付けに砂糖やみりんなどの糖質を多く使うので、ダブルで糖質が増えてしまうわけです。
人参は生で食べるぶんには糖質は少ないので、加熱せずにサラダで食べるのがおすすめです。
2.果物
果物もヘルシーというイメージがあります。
でも果糖という種類の糖がたくさん含まれています。
この果糖がクセモノなのです。
果糖はブドウ糖と違ってほぼ肝臓で代謝されるため、血糖値を上げないのでヘルシーだ、と言われていたこともありました。
しかし、果糖は摂りすぎると中性脂肪を増やし、肝臓にダメージを与えることがわかってきました。
肝臓に直行して代謝される、というのは実はアルコールにちかい代謝システムなので、脂肪肝の原因ともなります。
カラダにダメージを与えないためには、一度に摂る果糖の量は15g以下にすべきというのが、いまの欧米の研究者が提唱する一般的な基準値です。
果物を食べたいのなら、その基準をもとに果糖の少ないものをなるべく選びましょう。