トレーニングした後の一杯。
こたえられないおいしさがありそうですが、カラダにとってはあまりいい話ではありません。
胃や小腸から吸収されたアルコール脱水酵素によって分解され、アセトアルデヒド脱水素酵素によって無害な酢酸に変換されます。
何百という体内に化学反応を一手に引き受けている肝臓にとって、これは結構な労力といえます。
運動刺激によって一度壊れた筋肉を補修するため、体内ではトレーニング後に補給したプロテインなどからタンパク合成が行われます。
このバラバラの状態で運ばれてきたアミノ酸を組み合わせてカラダに必要なタンパク質をつくるも、やはり肝臓の仕事です。
ですから、トレーニングで追い込んだ日の飲酒というのは、肝臓にとって二重の負担になるわけです。
いっそ「運動する日は休館日」と決めてしまうのが、カラダのためにはおすすめです。