筋肥大を起こす重要なメカニズムのひとつにホルモンがあります。
カラダの組織を分解することをカタボリック、合成することをアナボリックといいますが、筋トレの刺激でアナボリックホルモンが「分泌されると筋肉にタンパク質が誘導されやすくなり、筋肥大をサポートするのです。
アナボリックホルモンの代表が、テストステロン。テストステロンは、男性ホルモンの一種です。
一般的に女性より男性のほうが筋肉がつきやすいのは、男性のほうがテストステロンの分泌量が多いからです。
筋肉を増強させたいボディビルダーやスポーツ選手が違法なドーピングで用いるアナボリックステロイド剤は、テストステロンに似た作用を持っています。
女性でもテストステロンは分泌されていますが、その量は男性よりも少ないため、鍛えても男性「ほどの筋肥大は起こりません。
「ムキムキになるのが嫌だから、筋トレはしない」という女性もいますが、それは杞憂。
美容と健康のために女性も筋トレで20代の筋肉を保つべきなのです。