ここ数年、糖質を制限するダイエットが注目を浴びています。
1日1〜2食、極端な場合は1日3色すべてにおいて糖質をカットするダイエット法です。
ごはん、パン、麺など主食の炭水化物や甘いものはもちろん、トマトや人参など糖質が多い野菜、アルコールもビールや日本酒など糖質の多いものを避けて、そのかわりにタンパク質をしっかり食べるというのが基本のやり方。
確かに、比較的短期間で重度の肥満を解消する目的で短期間と決め手実践してみることには、意味があるのかもしれません。
ただし、お腹周りが気になるという理由で筋トレ時に糖質制限を実践することは、カラダにとって文字通り、百害あって一理なしです。
1日に必要な総エネルギーのおよそ半分は炭水化物によってまかなわれています。
これを丸々カットして、なおかつエネルギーを確保しようとすれば、大量のタンパク質を食べる必要があります。
それならば筋トレ時はタンパク質が必要だし、実際に体重が落ちるのであれば一石二鳥、などと考えてはいけません。