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筋肉痛がないからダメなわけではない

慣れないスポーツや引っ越しの手伝いなどでカラダを激しく動かすと、翌日以降に筋肉痛に襲われることがあります。

運動後に遅れて出てくることから、専門的には「遅発性筋肉痛」と呼ばれています。

 

長く筋トレから遠ざかっている場合、初めのうちは筋肉痛が起こります。(起こらない人もいます。)

やがて筋肉痛は出なくなりますが、だからといって効いていないわけではありません。

筋肉痛の有無はトレーニングの成果にの目安にならないのです。

そもそもトレーニングで筋肉痛が起こるかというメカニズムはまだ100%解明されていないのが現状です。

 

かつて筋肉痛は筋繊維の損傷や炎症によって生じると確かに痛みを感じる物資が分泌されてくるのですが、詳しく調べてみるとかなり激しい筋トレえおしても筋繊維には大きな損傷や炎症は生じていないことがわかってきました。

 

現在もっとも有力な仮説は、筋繊維から漏れ出した物質の影響を受けて、脳で痛みを感じる「閾値」が下がるというもの。

ここでいう「閾値」とは、ある反応を起こすときに必要な最低限の刺激のことです。

「閾値」が下がるとふだんならなんでも動きを強い刺激と感じてしまうので、筋肉痛が起こってくるのです。

脳の「閾値」を下げる物質としては、筋肉の伸縮によて筋繊維から出てくるATPやアデノシンが有力候補。

ともに筋肉にエネルギーを供給している物質です。

 

運動の初期は、神経系の適応がまだ起こっていないので、筋肉は準備ができていないうちに唐突に伸縮させられます。

 

すると不意打ちを受けた筋繊維から、脳の「閾値」を狂わしてしまう物質が出てくるのです。

これは、慣れない運動から筋肉を守る防衛本能のひとつといえるかもしれません。

神経系が適応して運動に慣れると、筋繊維が不意打ちを受けることができなくなります。

その結果、筋肉痛がでなくなるのです。

この有力な仮説に従うと、筋肉痛がなくなるのは神経系の適応が起こった証拠。

筋肉痛がなくなっても、筋肉を完全に疲労させるオールアウトができていれば、筋肉は順調に成長し続けるはずです。

 

筋肉痛は通常筋トレの翌日に出て、ほどなく消えます。

中2〜3日の間隔でトレーニングしていれば、次のセッションのときに激しい筋肉痛が残っていることはないでしょう。

もし筋肉痛が残っているうちに次のトレーニング日を迎えたら、とりあえず1セットやってみます。

強い痛みを感じることなく、いつもの負荷で8回から12回できたら合格。

そのままトレーニングを継続します。

できなかった場合は疲労からまだ回復していない可能性がありますから、その日は休止して翌日改めてトライしてください。

休養もトレーニングのうちなのです。

 

Access

拠点の所在地について分かりやすくご案内していますのでぜひご覧ください

概要

店舗名 TRANCE GYM
住所 新潟県燕市杣木2658
電話番号 0256-47-4182
営業時間 24時間年中無休


スタッフ対応時間 火曜〜土曜 10:30-13:30 / 15:30-22:30
祝日/日曜 10:30-13:30 / 15:30-20:00
※13:30-15:30はスタッフ対応外の時間帯です。

ノースタッフデー:月、その他(月曜日が祝日の場合、翌火曜日がノースタッフデーとなります。)
※その他不定休(GW、正月など)
※スタッフ対応時間のみご見学や体験が可能です。
最寄り 燕三条駅から車で10分

アクセス

ボディビルコンテストでの上位入賞経験もあるトレーナーが在籍していますので、シェイプアップからバルクアップまで幅広くサポートできます。これからワークアウトを始めるなら、まずは燕市に構えている拠点まで足を運んでみませんか。
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